スキンケア

【コリン性蕁麻疹】24歳女性が謎の蕁麻疹に襲われた話②

こんにちは!さくらです

 

この記事は前回の続きになりますので、まだ読んでいない方は

↓を先に読むことをお勧めします。

では、続きをどうぞ

 

フェキソフェナジンを飲みしばらく症状は落ち着いていましたが、

長くは続きませんでした。

 

当時季節は梅雨。

アトピーの方ならお分かりかと思いますが、湿気や低気圧のせいで

一番かゆみが強く出る季節です。

 

フェキソフェナジンを飲み終わった後は特に病院にかかることもなく

普段通りの生活を送っていたのですが、

仕事の品出し中

お風呂上り

辛いもの・熱いものを食べた後

など、身体があたたまると以前のような小さくて赤い

斑点が出てくるようになってしまいました。

 

自分一人の時はいいのですが、仕事中や外食中は最悪です。

長袖を着たりしてなるべく見られない様に隠していました。

 

蕁麻疹が出てくる場所は主に

・首

・腕の内側

・太もも

でした。

 

そんな症状が出ていたにもかかわらず、病院に行かずに

「ほっとけば治るかな」なんて気楽に考えていました。

 

当時私はドラッグストアで働いており、市内の他店に応援に

行く機会がありました。

応援先のドラッグストアには薬剤師がおり、顔なじみだったので

蕁麻疹のことを何気なく話してみました。

 

するとその薬剤師から

「原因が何にしろ、蕁麻疹が毎日出るのは異常であり、

長引くほど治りにくくなるから早く病院に行った方がいい」

と勧められました。

 

それまではあまり深刻に考えていませんでしたが、他人から見ても

やばい状況なんだ・・・と思い、病院に行く決心をしました。

今更!?て感じですが、当時はそれほど危機感もなく、なぜか

他人事のような感じでした(笑)

 

ついに病院に行き、ついた病名は

“ストレスによる慢性蕁麻疹”でした。

アレルギー薬は何種類もあるらしく、前回処方された薬は

比較的強い薬で、弱い薬から試していくことになりました。

 

処方された薬はビラノア錠20㎎という就寝前に飲む薬で

14日分処方されました。

それでも蕁麻疹が出るようならだんだん強い薬に変えていくという

治療方針でした。

 

結局ビラノア錠は私にはほとんど効果がありませんでした。

以前より出なくなったものの、完全には消えなかったからです。

 

薬がなくなるころもう一度病院へ行き、

今度はルパフィン錠10㎎を夕食後2錠づつ14日間服用しましたが

ビラノア錠よりも効果がありませんでした。

 

ビラノア錠よりはルパフィン錠のほうが強い薬であるにも

かかわらず効果が薄かったのは疑問でしたが、人の体なので

個人差があるとのことでした。

 

そしてルパフィン錠からビラノア錠に戻し、蕁麻疹がひどいときに飲む

タリオン錠10㎎を追加で処方してもらい一か月飲み続けました。

 

ただ、蕁麻疹が出たとしても数時間で収まってしまうのが

コリン性蕁麻疹です。

私の場合、タリオン錠を飲んでも飲まなくても2時間以内に蕁麻疹は

消えていたので、あまり飲む機会は少なかったです。

 

ビラノア錠を飲み続け、だましだまし生活していましたが、蕁麻疹は

完全に収まることはありませんでした。

薬を飲む以上、完全に蕁麻疹が出なくなる生活をしたいという思いは

消えず、薬を変える相談をしにまた病院に行きました。

 

すると今まで以上に病状や蕁麻疹の出る時間を詳しく聞かれ

「コリン性蕁麻疹という珍しい病気かもしれない」

といわれました。

インターネットなどで調べて、もしかしたら・・・

と思ってはいたものの、実際に診断されると

「ああ、やっぱりそうなんだ・・・」

と落ち込みました。

 

先生によるとコリン性蕁麻疹は

原因不明で明確な治療法も見つかっていない

・汗をかきにくい人がなりやすい

・小さく赤い斑点が出る

・汗腺がつまって汗の代わりに蕁麻疹が出る

1年で治る人もいれば一生治らない人もいる

とのことでした。

 

ストレスや環境も原因になると考える方もいるそうです。

 

私は大学まではずっと運動部に所属しており、汗をかく習慣がありました。

しかし社会人になって全く運動習慣がなくなってしまいました。

それが原因で汗をかきにくくなり、コリン性蕁麻疹が誘発されたのかもしれない

と自分では考えています。

 

それからはフェキソフェナジンを朝晩2錠ずつ、レポセチリジン錠を

寝る前に1錠ずつ服用しています。

それでも完全に抑えられているわけではなく、ちょっとした刺激で

蕁麻疹は出てしまいます。

 

しかし両方強い薬なので、これ以上薬を変えることは考えていません。

先生からは、もしこれ以上の薬を望むなら薬ではなく抗ヒスタミン注射を

考えるしかないといわれました。

しかしこの注射は月に一回2万円ほどかかるようで、大学病院のような大きな

病院でしかできないそうです。

さすがに月に2万円は高いので、今はとりあえず様子見の状態です。

 

現在私は27歳。発症して3年たった今もコリン性蕁麻疹は治っていません。

快方に向かっているとも正直思えません。

 

しかし発症した当時と比べてコリン性蕁麻疹のことで

落ち込んだり、ふさぎ込んだりすることは格段に減りました。

もちろん「こんな病気にならなかったら・・・」

と思わない日はありません。

 

・温泉には入れない

・運動できない

・熱いものや辛い物は食べられない

・薬を飲み続けなければいけない

 

3年前まで普通に生活していたのが、ある日から気を使って

生活しなければいけなくなるというのはとてもつらいです。

 

しかし他のコリン性蕁麻疹の方のSNSやブログを見ると

自分だけじゃないんだ と励まされた気持ちになり

なんとか前向きに生きられます。

 

以上が私のコリン性蕁麻疹になった経緯のお話でした。

 

これからブログでいまの症状や気持ちを記事にしたいと思っているので

もし興味がある方は見てくださるとうれしいです✨

 

 

 

 

 

 

  • この記事を書いた人

さくら

1995年生まれは山形。お酒と食べ物を世界一愛しています。勉強が好きで、管理栄養士・登録販売者・ビール検定・ウイスキー検定などの資格を持っています。このブログでは資格・アレルギー・食べ物をメインに発信しています。休日はブログを書いてお酒を飲みYouTubeを見ている完全インドア派です。

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